2011年1月27日木曜日

イオン傘下のスーパー合併 3店舗ブランド「イオン」に統一

 流通大手のイオンが、来春をめどに傘下の総合スーパー3社を合併する方向で検討していることが27日、分かった。「イオン」「ジャスコ」「サティ」の3店舗ブランドを「イオン」に統一する。共同で商品仕入れや間接部門の統合などでグループ全体の効率化を進め、不振が続く総合スーパー事業の立て直しを急ぐ。

 合併するのは、ジャスコを運営するイオンリテール(千葉市)、サティを運営するマイカル(大阪市)、仏カルフールから引き継いだイオンマルシェ(千葉市)の3社。イオンリテールが、残り2社を吸収合併する方向だ。

 統合で、各社別々に対応していた商談を一本化。仕入れ価格などの交渉力を高める。食品や衣料品の原材料の一括調達や売り場づくりも共同展開するほか、人事や経理など間接部門の合理化も進める。

 これにより500億円のコストを削減し、売上高に対する営業利益の比率を現在の1%未満から3?4%程度まで高めたい考えだ。

 国内で展開する425店(別会社も含む)の店名を統一することで、顧客へのアピール力を高めることを狙っている。

 イオンは、平成13年に経営破綻(はたん)したマイカルを子会社化したほか、日本から撤退した仏カルフールの店舗を引き継ぐなどM&A(企業の合併?買収)で事業規模を拡大してきた。

 しかし、長引く消費不況や専門店などへの顧客流出で業績は低迷。イオンの原点といえる「ジャスコ」開業40周年を迎える節目に、グループ会社の思い切った再編に踏み込むことにした。

 再編により国内の基盤を固め、早急に中国などのアジア市場の開拓など海外事業の強化を目指す。

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